2005年05月18日

金精峠を越える ( 群馬県 

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標高が1500メートルと高いためか、昨晩はかなり冷え込んだ。今日は目の前にある金精山は金精峠を越える。勾配はちょっときつい。連れもいるので自転車を降りて押したりして上る。峠は標高1843メートルらしい。残雪がいたる所にある。

下りは楽で気持ちいい。一気に1000メートルほど下る。昨日の上り始めから峠を下るまで、ずっと高山に生える笹やあまり葉のついていない寂し気な木々を見てきた。ゆっくり上ってきたので、その寂しさの変化もゆっくりで、気にしていなければ気付かないような変化だった。しかし下りは早い、スピードがある。一気に冬から春に飛び込む。峠の頂上からどんどん山を下るにつれ、どんどん春になってゆく。木々が持つ葉はどんどん増え、その色は鮮やかで様々な緑に映えて輝いている。回りをとりまく風も、冬の乾燥した冷たい空気から、春の緑色をたくさん含んだ生温かくて、その空気はいろんな生命が触れてそして吐き出したようなものに変わってゆく。それも、すごいスピードで。目が新緑の明るさと華やかさに慣れなくて、眩しい。これは初めての体験だ。

自然の中にちょっといるだけで、感覚が鋭くなっている、センシティブになっている。

どんどん下って尾瀬には寄らず沼田市まで来た。尾瀬はまた後で尾瀬だけを楽しむために来よう。沼田市は台地状のちょっと小高いエリアが街の中心部らしい。街中に行こうと思うとかなり急な坂を上らないといけない。もともとはこの小高い場所にお城があったようだ。だからこんな町の造りになっているんだね。

走行距離80km
積算距離9387km
奥日光湯元→国道120号→金精峠→片品村→沼田市


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