2004年11月10日
11/9日報 (新潟地震)
昨日は田麦山小学校の文化祭(山の子いきいき発表会)が行われた。発表は避難場所になっている体育館のステージで行われ、床には体育館に避難している方々の毛布が敷かれたまま、他の教室などに寝ている人達も体育館に集まってみんなでなごやかに子供の発表を見た。本来の文化祭は地震の翌日の日に予定されていたけれど、結果的に文化祭の前日に地震が来たため、ずっと延期になってしまっていたのだ。ほとんど練習が出来なかったり、全校生徒60人くらいのうち欠けている子もいたけれど、楽器の演奏や劇、群読などが行われ、地元の人達の飛び入り参加の発表もあり、みんなで文化祭を盛り上げた。最後にはこの田麦山について唄った歌の全校合唱があり、田麦山の四季の風景のスライドショーと共に歌詞がOHPのスクリーンに映し出され、その歌詞の内容がまた、こんな時だからこそ、さらに心に届く言葉であった。みんなすごく元気付けられた。歌を聞いて泣いている人にテレビカメラを向けて「何で泣いているんですか?」って聞いていたマスコミはクズ。
この田麦山は他の大きい市町村とは違って、救援物資の取り合い、早いもの勝ちみたいな事とかも無いし、スピードはまったりと遅いかもしれないけど、田麦山として着実に自立を目指し、でもいろいろな問題を抱えながらも、しかし前向きに進んでいるように見える。からげんきかもしれないけど、ゆっくりと良い方向に向かっていっていると思う。逆に言えば、急いで家財の運び出しや家の復旧をしてもあまり意味がないほど、被害が大きいのだ。重い湿った雪が2メートルも3メートルも積もるこの地域は、今から家の建て直しをしても間に合わず、かといってそのままにしていると、半壊の家などは雪の重みでつぶれてしまうかもしれない。
昨日からやけにマスコミが田麦山地区に入ってきていて、うっとうしい。文化祭の画を撮っている時も被災者の方々が寝るのに使っている毛布を踏みつけて歩いたり、見ていてこちらが恥ずかしい。中から情報発信をするのはすごく大切だが、この流れや雰囲気、感覚を乱さないでもらいたい。
報道の人たちの無神経さにはあきれます。
でも、私たちにはその報道が頼りです。
大学の先輩が川口町で避難生活を送っているらしいです。がんばって欲しいと思います。
私は今回の地震や、台風などの被害を受けていないので、せめて、子供達に安心した生活に感謝することを伝えていと思っています。
これからも、いろいろなことを是非教えてください。
田麦山に彼女の実家があり、少しばかりのお手伝いに行ってきました。あまりの被害の大きさに涙が出そうになりました。ほとんどの家が崩壊状態ですが、まったく再建の目処は立っていません。崩れそうな我が家を見ながらこれからどうしたらいいのかと誰もが思っていました。ボランティアの方々や募金をして頂いている方々に心から感謝いたします。これからも少しの間だけでも皆さんのご支援がいただけたらと思っております。
Posted by: た : 2004年11月11日 19:33ニュースで川口町の避難勧告もやっと解除・・と聞きました
が少しは落ち着いたのでしょうか。
冬に向かって精神的にも厳しいでしょうが必ず春は来る、、
と自分にもいいきかせています。
本日、避難解除となりました。
と言っても自宅に戻れる住民は1人もいませんでした。以前と何も変わりません、ほぼ全員が
体育館の中で生活しています。
しかし、ボランティアをはじめ自衛隊などたくさんの方々に支援していただき、生活が出来てます。本当にありがたいと思います。
この場で書くのは誤解を生むかもしれないが、自転車日本一周も田麦山でのボランティアも、自分の目で見て感じて考える、これ以上のリアルな勉強はないと思う。
Posted by: 亮 : 2004年11月24日 23:23今だから言えますが...
ボランティアに行くと、困っている皆さんの手助けになるのももちろんですが、実際には自分自身の勉強になりました。
ボランティアに行きたい人に、「何か仕事はあるの?」とよく言われますが、自分で見つければいくらでもあります。見つけられない人は、仕事がないかもしれません。これはボランティアだけでなく、実際の社会と同じだと思います。
誰かが言っていましたが、「社会的に自立していない・自立できていない」人が行っても、逆に迷惑かもしれません。何か得意技があって、それを発揮できるようなチャンスがあったり、その機会を自分から設けることができる人、自然とそういう流れにできる人が多く活躍しているように見えます。
自分に何ができるのか、したいけど、何ができないのか、何が足りないのか。いろいろ見えますよ。ボランティアに行く人はからまわりしない程度にがんばりましょう。