2004年06月17日

釜石の夜景 ( 岩手県 

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今日は寝坊せずに起きる。朝食をとって身支度してトイレに行ったら自転車が停まっていた。話をすると、彼も日本一周してるらしい。福岡から出てきて、3ヶ月で一周するとか。朝から晩まで走って一日150kmも走るんだって。あまり観光しないのかな。マウンテンバイクのリアキャリアに寝袋載せて、荷物はリアだけだから少な目かな。この旅初めての同業者。

今日の道はさらにすごかった。さらに今日は暑かった。一つ一つの坂が長く高くなってきた。一番長かったのは4キロくらい走って320メートルくらい上がる。一部10%の、平均斜度8%くらいかな。これくらいや、もう少し小さめの坂を今日も20個くらい越えたかな。

坂を上ってたら、車が横に付けてきて、助手席の窓を開けて、「トンネルの手前に小屋があるから寄ってってね、必ずよ」と声をかけてくれたおばさんがいた。おばさんと言うのはちょっと失礼かなと思う。その一瞬に言葉を交わしただけだけど、その人はすごく活発的で利発的でイキイキと生きているように見えた。そんな風を残して行った。

汗をかきながら坂を上っていたら、やはり小屋があって、その方と旦那さんみたいな方と二人で手を振って待っていてくれた。お呼ばれして縁側というかベランダに通してもらって、庭の池で冷やしていたというラムネをいただいた。ビー玉を押し込んで中に落とし、戻って来ないように気にしながら飲んだ。沢から引いた池の水で冷やしたというそのラムネは、今日は暑かったからか、それ程冷えてなかったけれどおいしかった。

今は退職して、ここに小屋というかロッヂというか、半分くらいは自分達で木を買ってきて建てて、庭を耕して野菜を植え、池を作って金魚を育て、目の前に見える海を眺めているという。今日は天気も良くて、海はすごく穏やかで、気持ちがいい。

昔は釜石に育った人は盛岡を見た事がない人もたくさんいた。東京なんて行った事がある人はこの辺りではほとんどいなかった。旦那さんは昔はあるスポーツですごく強かったので県大会や東北大会、全国大会など、当時の若者にしては遙かにたくさんの所を見て歩いたという。

若いとはすばらしいという事。若い時にいろいろ見るという事。いろんな人に出会うという事。

別れ際に奥さんが「あなたと会えて、お話聞けて、私すごく楽しかったわ」とおっしゃった。その言葉がまたすごくきれいだった。もう一度、すてきな風が吹いた。

今日は釜石の夜景が見える公園にテントを張った。

道の駅高田松原→国道45号→釜石市
走行距離85km
積算距離5616km


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コメント

なんかとってもステキ☆そういう出会いって旅の楽しみでもあるよね。それに都会にいるとそういう出会いってなかなかないからホント貴重な思い出!ねっすずさん。

Posted by: 幸あれ : 2004年06月19日 19:10

出会いには都会も田舎もないと思うけど、逆に都会の方が人多いんだからいろんな人がいると思うけどなー。自分のアンテナの感度を高めていたり広げていたりするといろんな事が起こるなー。ステキな大人になりたいなー。

Posted by: 亮 : 2004年06月19日 21:27

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